※ このサイトは2005年に更新を停止しています。古い情報も多く、外部リンクも大半は切れていますが、当時の事情を知る資料として残しています。現在の情報源や参考資料としてではなく、2000-2005年当時の記録資料としてご覧ください。

タンパーの扉   (「エスプレッソの扉」別館)
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TOBIRAタンパーの紹介

特徴2 「重心位置が軸の中」

 重心を軸の中に置き、台座とハンドルのバランスを保つことにより、操作感を向上させました。

 タンパーには様々な形状のものがありますが、いずれも、(1)手で握る「ハンドル」、(2)圧縮面をもつ「台座」、(3)ハンドルと台座を結ぶ「軸」から構成されています。中にはハンドルと軸が一体化しているものや、ハンドルと台座が同じデザインで双方向から使えるものがありますが、基本が3要素であることには変わりありません。

 タンパーという道具は、軸の片方にあるハンドルを手で握り、軸のもう片方にある台座を操作する道具ですから、力学的には重心が軸の内部にあれば操作が楽です。重心のバランスの悪いタンパーは、体重の全く異なる二人がシーソーに乗っているようなものです。もし台座が重くてハンドルが軽いと、ハンドルを持って台座を少し動かすためにも大きな力を必要とするので、微妙な操作が困難になります。反対に、もし台座が軽くてハンドルが重いと、ハンドルを持って少し力を加えただけでも台座が大きく動くので、やはり微妙な操作が困難になります。

「タンパーの扉」 写真
全体が軽すぎるタンパー
  「タンパーの扉」 写真
台座が重すぎるタンパー
  「タンパーの扉」 写真
台座が重すぎるタンパー

 安価なタンパーはプラスチック製なので重心の位置は大きな問題になりませんが、軽すぎる、腕力が必要、耐久性に欠けるなどの短所があります。高級なタンパーになるほど、重心が問題になります。台座には耐久性や質感を重視してステンレスなど重い材料を用い、軸や取っ手には加工の容易さの観点から木やアルミなど軽い材料を用いたものが多いです。その結果、重心が下に偏っているものがほとんどです。

 ハンドルにも重い材料を使えば重心は釣り合いますが、そうすると、今度は総重量が重くなり過ぎ、やはりバリスタへの負担が大きくなります。総重量を一定の範囲内に収めつつ、重心を軸の内部に収めることを最優先にすると、ステンレスなど耐久性と高級感をもつ素材は重くて台座に使えなくなってしまいます。そこでアルミ製のタンパーも普及していますが、耐久性と質感の点からはステンレスには劣ります。

「タンパーの扉」 写真
TOBIRAタンパーは…
  「タンパーの扉」 写真
重心のバランスが良く…
  「タンパーの扉」 写真
操作感が抜群です
※ この写真は試作品です。実際の製品はハンドルが強化木(木目調)です。

 そこで、TOBIRAタンパーでは、台座の厚みを必要最小限に抑え、軸の一部をハンドルの内部にまで埋め込むことにより、総重量を最適とされる範囲内に収めつつ、重心の位置を軸の内部に収めました。これにより、全体が重すぎて疲れることもなく、台座に重心が偏って操作が重くて疲れることもなく、ハンドルに重心が偏って微妙な操作に疲れることもない、操作感に優れたタンパーになりました。


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