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-(TOBIRAタンパー) 特徴1 -
TOBIRAタンパーの紹介
タンピングにおいて重要なのは、圧縮面が傾くことのないよう、水平にタンピングすることです。しかし、慣れないうちは、どうしても圧縮面が傾いてしまいます。従来これは「タンピングには慣れが必要」の一言で片づけられていました。しかし、原因はバリスタの腕前のみにあるのでしょうか。
そんなことを考えながら、様々なタンパーを使っているうちに、タンパーの種類によって傾きのクセに違いがあることに気づきました。圧縮面が右側に偏りがちなタンパーや、手前に偏りがちなタンパーがあるのです。やはりタンパーにも原因がある、少なくともバリスタとタンパーの相性に原因があると思うようになりました。 そこで、プロ・アマ問わず様々なバリスタのタンピングを観察していると、タンパーの握り方は様々です。三本指で軽くつかむ人、五本指でしっかりつかむ人。上からつかむ人、真横からつかむ人、斜めからつかむ人。指の根本で押す人、手のひらの真ん中で押す人、手首で押す人、腕を垂直にたてて腕で押す人…。
その一方で、既存のタンパーの多くは、ハンドル部分が円盤状をしているか、あるいは丸みを帯びた円柱状または円錐状をしています。これらは、設計者が想定している特定の角度や形態で握ればしっかりと握ることができますが、それ以外の角度や形態で握ればしっかりと握ることができません。
つまり、バリスタにとり最も楽な握り方と、タンパー設計者が想定している握り方が一致していればよいのですが、ほとんどの場合、両者は一致しません。多くの人は、無意識のうちに、仕方なく設計者が想定している握り方をしているか、自分が好きな握り方で違和感を感じながらタンピングを行っています。それがタンピングの際に圧縮面が傾く一要因になっています。
そこで、どんな角度や形態でも同じようにしっかりと握ることができるように、ハンドルを球形にしてみました。上半分が球形なだけでは真横から握った際に親指と人差し指が軸に当たってしっかり握れないので、試行錯誤の結果、断面図における中心角が270度(4分の3)以上が円である球体であれば良いという結論を得ました。 このタンパーをテーブル上に置き、実際にタンピングをするときと同じ姿勢、同じ握り方でハンドルを握ります。そして、そのまま握り替えずにタンピング動作に入ります。そうすると、タンパーは、自分が一番楽な握り方において圧縮面がテーブルと平行になるような角度で既に握られているので、圧縮面が傾くことなく、水平なタンピングが自然に行えます。
もちろん、これで偏りがゼロになることが保証されうものではありません。タンピングの度に違う方向に偏るという人は安定した姿勢をキープできるよう練習するしかありません。タンパーを握る手の操作だけでなく、片方の手でフィルターホルダーを平行にしっかり保持することも重要です。それでも、TOBIRAタンパーを使うことにより、タンピングはより快適でより確実な作業になるでしょう。 (追記) Reg Barber 社は2003年春に、ハンドルが球形のタンパーの発売を開始しました。TOBIRAタンパーのアイデアが完成したのは2002年秋ですが、実際にハンドルが球形のタンパーを世に送り出したのは Reg Barber 社が先ですので、同社の名誉のために申し添えます。TOBIRAタンパーにはハンドル以外にも各種の工夫を凝らしています。詳細は他のページをご参照下さい。 -(TOBIRAタンパー) 特徴1 - Copyright (c) 2000-2005,2013,2024 「エスプレッソの扉」バリスタ All rights reserved.
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