※ このサイトは2005年に更新を停止しています。古い情報も多く、外部リンクも大半は切れていますが、当時の事情を知る資料として残しています。現在の情報源や参考資料としてではなく、2000-2005年当時の記録資料としてご覧ください。

トップ - 違い - 誤解 - 出逢うには - 書籍 - ウェブサイト - 歴史物語 - エッセイ - ラウンジ - 世論調査 - このサイト

素敵なエスプレッソに出逢うには

はじめに - お店 - メニュー - マシン - 主要機種 - 操作方法 - コーヒー豆 - 豆挽き - ミルク - いれ方 - 飲み方 - おわりに - バリスタ - セミナー


目次 - バリスタとは何か - バリスタの資格 - バリスタの学校・教室 - バリスタになるには - 競技大会


バリスタの資格

1.そもそも「資格」とは?

 まず、資格といっても様々な性格の資格があるので、簡単に確認しておきます。(以下の分類や用語はこのページでの説明用に便宜上名付けたものでありであり、こういう分類法が確立している訳ではありません。)

(1)弁護士型(国家による制限)
 弁護士になるには原則として、司法試験に合格しなければなりません。弁護士資格のない人が弁護士を名乗ることはできませんし、弁護士業務を行うこともできません。

(2)調理師型(国家によるお墨付き)
 調理師になるには原則として、特定の専門学校を卒業するか、調理師試験に合格しなければなりません。調理師資格のない人が調理師又はこれに紛らわしい名称を名乗ることはできません。但し、調理師資格がなくても、飲食店を開業したり飲食店で料理人として働くことはできます。つまり、調理師資格とは、料理人になるのに必要不可欠ではありませんが、特定の条件を満たした人に国家がお墨付きを与える制度です。
 調理師資格がなくても腕前の良い料理人は沢山いますし、調理師資格をもっているからといって必ずしも腕前が良いとは限りません。しかし、国家のお墨付きですから、ほとんどの人が調理師という名称には権威を感じています。必ず調理師を置くように求められている施設もあるので、資格があると就職にも有利です。

(3)ソムリエ型(企業や団体によるお墨付き)
 ソムリエ(客の好みに合ったワインを勧める人・職業)になるのに必要不可欠の資格はありませんし、客の好みに合ったワインを勧める仕事をしていれば誰でもソムリエと名乗ることができます。しかし、ワインブームに伴いソムリエの数も希望者も増加したので、ソムリエとしての知識及び技能を認定する検定試験が複数の団体によって行われています。つまり、ソムリエの資格は、ソムリエになるのに必要不可欠ではありませんが、特定の条件を満たした人に試験実施団体がお墨付きを与える制度です。
 この資格をもつソムリエは、正確に言えば「○○(団体名)認定の『ソムリエ』」ということですから、この資格に権威を感じるかどうかは、この団体に権威を感じるかどうかと同義です。資格があると就職に不利にはならないでしょうが、有利になるかどうかは、採用する側がその資格(その団体)に権威を感じているかどうかによるでしょう。

(4)修了証型(学校等によるお墨付き)
 特定分野の講座(専門学校の課程やカルチャーセンターの講座や企業の講習会)を修了すると、修了証を授与されます。これをもって特定分野の資格と称することがあります。この資格に権威を感じるかどうかは、この学校等に権威を感じるかどうかと同義です。資格があると就職に不利にはならないでしょうが、有利になるかどうかは、採用する側がその資格(その学校等)に権威を感じているかどうかによるでしょう。

(5)社内型(企業内部におけるお墨付き)
 企業内で特定の知識と技能を有する社員に資格を与えることがあります。これはその会社内でのみ権威を有する資格です。資格があると転職に不利にはならないでしょうが、有利になるかどうかは、採用する側がその企業に権威を感じているかどうかによるでしょう。

※ もし人事担当者が白紙の状態から新人を教育したいと思っているのであれば、採用に際して資格が逆効果になる可能性が全くないとは言い切れません。



2.バリスタの資格

 現在日本にはバリスタに関する公的な資格、つまり、上記の(1)「弁護士型」及び(2)「調理師型」の資格は、ありません。

 日本におけるエスプレッソ系ドリンクの急速な普及と、バリスタという仕事に関心をもつ人の増加に鑑みて、近い将来にどこかの団体が(3)「ソムリエ型」のバリスタ資格試験を実施する可能性はあります。ソムリエのように複数の団体が実施することになるかもしれません。

 現在も(4)「修了証型」のバリスタ資格ないし類似のコーヒー関連資格は、幾つかの専門学校やカルチャーセンターや企業の講習会等で授与されています(次頁参照)。また、エスプレッソ系コーヒーチェーン店や大手コーヒー企業には(5)「社内型」の資格試験を行っている企業があります。

 イタリアやアメリカを含む諸外国においても、バリスタに関する(1)や(2)の公的な資格はありません。(3)(4)(5)のバリスタ関連資格は国により各種あるようですが、イタリアのバールについても、個人経営や家族経営の小規模な店舗も多く、資格を取得しなければバリスタとして採用されないという訳では必ずしもありません。基本的には日本の板前のように、「資格」よりも、「弟子入り」や「独学」を含めた「修行」が重要な意味を持つ世界です。


目次 - バリスタとは何か - バリスタの資格 - バリスタの学校・教室 - バリスタになるには - 競技大会



はじめに - お店 - メニュー - マシン - 主要機種 - 操作方法 - コーヒー豆 - 豆挽き - ミルク - いれ方 - 飲み方 - おわりに - バリスタ - セミナー


トップ - 違い - 誤解 - 出逢うには - 書籍 - ウェブサイト - 歴史物語 - エッセイ - ラウンジ - 世論調査 - このサイト

Copyright (c) 2000-2005,2013,2024 「エスプレッソの扉」バリスタ  All rights reserved.
バリスタ宛メールはエスプレッソ・ラウンジで受け付けています。