電車に乗っていたら、女性週刊誌の吊り広告に
眞紀子大臣米国留学時「エスプレッソは初恋の味」
という見出しが踊っていました。
あれ、甘酸っぱいカルピスが初恋の味って話は聞いたことあるけど、
エスプレッソが初恋の味??
眞紀子大臣の初恋ってさぞかし甘美で濃厚だったのね、ムフフ…。
そう思って興味津々で読んでみたら、要するに田中眞紀子外務大臣の自伝の引用で、当時高校生の眞紀子さんが年上の魅力的な男性と一緒に食事をした時、デザートの際に彼から勧められたのがエスプレッソだった、というエピソードでした。
恐る恐る口に含んだその味は、まさしく大人の苦さを存分に含んでいた。(中略)それまで、いい気になってI氏と対等な気分で話をしていたつもりの自分の幼さを悟るに十分な苦さが、ジワジワと胃の中を下っていった。
その後の眞紀子さんはI氏の言動に翻弄されっぱなしだったようで、このエピソードを紹介しつつこの週刊誌の記者はこうまとめています。
やっぱりその時の眞紀子さんには、エスプレッソの香り漂う恋はまだ早かったようで…。まさにニガい初恋になってしまいました。
引用されている文章からはこれが眞紀子大臣の初恋かどうかは不明であり、強引に「ニガい初恋」とまとめてしまう女性週刊誌もどうかと思いますが、それよりも、「エスプレッソ」=「苦い」というイメージが前提となってこの記事が成り立っていることには、個人的には少し残念でした。
それとも、甘美で濃厚な話かと勘違いして、ムフフ、と思ったのは私だけ?
まあ、記事の中に「エスプレッソの香り漂う恋」というフレーズが出てくるので、記者の方は「エスプレッソ」=「香り漂う」というイメージをもっているようですし、眞紀子大臣も、その時は苦かったかもしれないけど、後までジワリと素敵な余韻が残る、そんな経験だったかもしれません。
しかし約40年前に既にエスプレッソを飲んでいた眞紀子大臣。鈴木宗男議員の部屋を訪問したときにはコーヒー豆が手みやげだったといいますから、もしかしたら今もエスプレッソを愛飲してらっしゃるかもしれませんね。
参照文献:「週刊女性」2001年7月10日号